オーストリア行(2)

1日。距離競技の予選が行われる日。

6時頃起床。
朝はホテルのビュッフェで食事。ウインナーやら肉団子やら、とりあえず記念に肉を一通り食べる。
見慣れないパンが数種類置いてある。岸浦さんと近藤さん曰く、サーモンがしょっぱいらしい。

ホテルの窓から、山の上にあるお城と山々が見える。窓からは、街の外れも観察できた。ザルツブルクは山がちな小都市のようだ。

P1010826.jpg  P1010828.jpg P1010825.jpg

道路を2両編成の長い電気式のバスが通って行く。

P1010833.jpg

朝食を摂った後、バスで会場のハンガー7へ移動。思っていたより小規模な施設で、天井は中央が低くなっており(11mくらい)、いかにも引っかかってしまいそうに見える。さらに、会場には設置物が多くあり、何もない空間が少なく、滞空にはやや狭い。うーん、大変だぞ・・・

P1010716.jpg

ハンガー7は大きなガラス張りのおまんじゅうと形容すると、イメージがつかめるかと思う。 この中にはリリエンタールのグライダー、ジェット戦闘機、水上機、ヘリコプター他、ドイツツーリングカー選手権のレースカー、F1のレースカーなどが手に届くような場所に展示してあった。

P1010709.jpg P1010710.jpg P1010711.jpg P1010712.jpg P1010713.jpg P1010714.jpg

会場では、早くも滞空競技の練習をしている選手が大勢いた。見ると、さすが世界規模で展開していると見え、元ギネス記録保持者のケン・ブラックバーンさんによる四角い飛行機を飛ばしている人が多い。他には、シンプルなのしいかタイプを飛ばしている人が多かった。中にはへそ飛行機でチャレンジしている人も何人かいた。大体の人はピッチングする飛行機を飛ばしていて、返りは良好ながら、その後の滞空が続かない場合が多いようだった。 重心が後ろに寄っているようだ(うーん、いけるかも・・・)

岸浦さんがこの様子を見て、スカイキングを飛ばし始める。天井近くまで上がって滑空するスカイキングに視線が注がれる。私も頑張って飛ばす。色んな国の人から、折り方を教えて欲しいと頼まれて折る。特に岸浦さんは紙飛行機教室でお忙しいようだった。会場に複数のスカイキングが舞い始める。

他、良く飛んでいたためか、話を聞かれたことが何回かあった他、飛ばしている様子を撮影されることが複数回あった。

お昼頃、会場内は何もしていなくても汗をかくほど暑くなったので(会場はガラス張りで暑い!)、避暑ついでに外に出てお昼ごはんを食べる。

P1010718.jpg

料理は重いけれど、おいしい。ビーフシチューが特においしいと感じた。ただ、お米はパラパラしていて、あまり口に合わなかった。

炭酸ジュースに「コンブチャ」と書いてあったので写真撮影。

P1010720.jpg

遠くに見える山が美しい。

P1010717.jpg

午後に距離の予選。体格の良い他国の選手が40mくらいの記録を連発する。ドラえもんのコスチュームでチャレンジした近藤さんは1回目がファール、2回目はラインを踏んでしまい、残念ながら記録が出なかった。確か予選の一番良い記録は52mくらいだったと思う。この大会では、いわゆる棒投げが認められていて、9割以上の選手が棒投げだった。やはり棒投げは肩の力がモノを言うなと思った。

会場を後にし、市内のレストラン(パブ?)で夕食。大きなグラスにオーストリアの地ビールが出る。味が濃い。肉料理を頼むと、ザワークラウトと一緒にどっさりの鳥肉が大皿に盛られてきた。

P1010721.jpg P1010722.jpg P1010723.jpg

近藤さんはチキンサラダを注文されていたが、これは重くなくて良かったとのこと。
欧米人の体が大きいのはさもありなむと思った。

雨の降る中、バスでホテルに戻る。夜、部屋で岸浦さんのエアロバティックで使うトンビ―を折る。
12:30分頃就寝。1日終了。

海外の”折り紙ヒコーキ”

海外作家の作品を中心に集めた折り紙ヒコーキの本が、最近出版されました。

『-特製折り紙付き- 世界の紙飛行機』
http://www.amazon.co.jp/dp/4270004665

一昨日書店で見つけて、買って帰りました。見ると、折り紙作家が作った折り紙ヒコーキを集めてありました。日本人では山口真さん、笠原邦彦さん、アメリカ人ではマイケル・ラフォースさんの作品が収録されていました。他、ポール・ジャクソンさんなど、知った名前が複数見られます。この方々はその道では有名な折り紙作家です。折り紙ヒコーキが専門ではありませんが、折り紙ができる人はある程度なら折り紙ヒコーキも作ることができるものです。また、先のレッドブルの大会でお会いした、イギリスのアンディ・チップリングさんによる薄型へそ飛行機も収録してありました。それから、中村榮志さんのものに良く似たタイプの飛行機も収録されています。また、注目すべき工夫として、トン・ヒン・タンさん、ラフォースさんの作品では、戸田折りとはまた違ったロック方法を用いて胴体を閉じていることがあります。さらにもう一点加えると、トン・ヒン・タンさんの作品には、立体機が1つあります。ちょうどダブルデルタ機のような形をしています。レッドブルの本会場で見た、ばたばた羽ばたくコウモリのような飛行機と同じであると思しき作品も載っています。豪華な作品集です。

しかし、見ると記述の誤りも見られます。たとえば、アンディさんの飛行機「タイム・アロフト」の説明書きが誤っています。その説明とは、次の通りです。すなわち、

****
アンディ・チップリングは古いグライダーを生まれ変わらせ、イギリスで20.9秒の滞空時間世界記録を樹立しました。その後記録をのばし1998年、今度はアメリカで27.6秒という新記録を打ち立てています。実はアンディは、ギネス世界記録の紙飛行機大会公式ルールの起草者でもあります。
****

上の説明によれば、アンディさんが27.6秒を出したことになりますが、誤りです。
これはアメリカのケン・ブラックバーンさんが、自身の四角い飛行機を飛ばして出したという記録です。動画がケンさんのウェブサイトに出ています。youtubeにアップされたもので、youtubeからもアクセスできます。

ケンさんのウェブサイト
http://www.paperplane.org/
動画
http://www.youtube.com/watch?v=fiQ1_2mGCtA

この本の著者はジェフリー・ルツキーさんという人ですが、この本はジェフリーさんが書いた英文を金成有希さんという方が訳して、文章にしているようです。ジェフリーさんがアンディさんとケンさんの記録を混同したか、あるいは訳者が誤解して訳してしまったのかも知れません。

中には空力的に、ないしは紙飛行機的に「?」な飛行機も載っていますが、しかしボリュームのある作品集です。海外の作家ならではの折り方、普段見慣れない手法が興味を引いています。

動画5本

先に撮影した動画をアップします。

「ジャパニーズサムライ」岸浦さんによるエアロバティック予選の様子です。
本番を残して、どこまで手の内を明かさずに予選を通過するか?を考えて、抑え目に演技しています。これで予選を4位で通過。



そしてスーパーファイナルの様子。
スカイキング、スペースシャトル、ジェットファイター、へそヒコーキ、トンビーと、技のオンパレードが炸裂する!子供たちへのプレゼントもばっちり。


おまけ
youtubeにあった動画。岸浦さんのスーパーファイナルでのパフォーマンスが格好良く編集されています。


おまけ2
これもyoutubeにあった動画。動画の頭で近藤さん、後半の方で私が投げるのが映っています。


2010.1.5 動画追加

オーストリア行(1)

帰国してからの数日間はあれこれスケジュールが詰まっていて、それを消化した後もどっと疲れが出てブログを書く元気が失せてしまい、ご報告が遅くなりました。

日本に戻りました。
私は残念なことに予選でうまく返らず、スーパーファイナルには進めませんでした。
しかし、同行の岸浦さんがエアロバティックで世界一になりました。おめでとうございます!

以後、何回かに分けて、向こうでの詳しい様子を紹介していきます。
(某SNSで載せた文章をほぼそのまま載せています)

**********************

【DHCと聞いて化粧品ではなく、たちまち飛行機がイメージされるあなたに】

出発日の朝、予定時刻に間に合うように家を出たものの、うっかりして千葉止まりの電車で千葉まで行ってしまい(千葉からの電車の本数が少ない!)、慌てて京成で戻ったが大遅刻で成田到着。

出発には間に合ったけれど、同行の人々と高津さんに申し訳が立たず。
空港のユニクロで甚平を調達。円をユーロに替える。

777-300ERで12時間ちょっと飛び、フランクフルト着。ドイツ語は分かるような分からないような。空港で待機。ルフトハンザ航空やエールフランスの飛行機に興奮。 直に見るルフトハンザの垂直尾翼のデザインはやはり格好良かった。

ザルツブルク行きの飛行機が、前席ポケットの注意書きでボンバルディアのQ-400と知り、ドキドキする。夜景がとても綺麗。暗闇の中に、点々と集落が見える。トーキョーってすごく明るいんだなあと実感。

1時間ほどで夜のザルツブルク着。空港からのバスでキプロス選手の隣になる。いきなり話しかけられ、良く分からないままに会話。

キプロス選手「サイプロスから来たよ」
私「キプロスのこと?」
キプロス選手「おう、違う、サイプロス、サイプロス」

キプロスはサイプロスと発音するらしい。

バスの運転手さんに「お願いします」と日本語で言ったところ、「ラマダ?」と聞かれる(君が泊まるホテルはラマダか?ということ)。

(そういう反応になるだろうな?)

ホテルラマダ着。
Topics
●当面の目標は屋内で27秒。
ブログ内検索
ついでにクリックをお願いします
youtube






最近の記事
カテゴリー
RSSフィード
ブックマーク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QR
アクセス