今年もお世話になりました

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今後ともご贔屓くださいますようお願いいたします。

XB-70 バルキリー

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何年も前から作ってみたいなと思っていたバルキリーがふいにできました。
だいたい当初の構想どおりの形ができたので、満足しています。
翼端を下げた状態の方がよく飛びます。

折り紙飛行機の翼に渦ができる様子

http://bit.ly/fQrEEg

「NHK BSベストオブベスト」内『アインシュタインの眼』特選映像ファイルの中に、「飛ぶ 身近な飛行物体の不思議」と題する動画を見つけました。つくばの丹波さんが出演された放送回の内容を短く編集したものですね。

ブラウザによっては視聴できない場合があります。なお、配信は来月31日までとのことです。

世界記録を出すために必要な獲得高度について

27.9秒(より正確には27.85秒)の記録からさほど時間を置かずして29.15秒の記録が出たことは、本当に素晴らしいことです。戸田さんには以前から「練習ではもっと(30秒以上)飛んでいるが、それを人前で出すのが難しい」と伺っていましたから、その実力が衆人環視の下で発揮され、きちんと記録されたことは、自分のことのように喜ばしいことです。

元ギネス記録保持者のケン・ブラックバーンさんがジョージアドームで出した記録は27.6秒でしたから、27.9秒とのタイム差は0.3秒で、これは計測誤差の範囲とも考えられましたが、今回の記録によって、有意にタイム差が出たものと思います。戸田さんにおかれては、さらなる記録更新によって、私も含め後進にとり、高い目標になっていただきたいと願っています。

さてタイトルの件ですが、これはやはり大変重要な問題でして、記録をきちんと狙っていく場合には、考えなければならないことです。

○前提
記録を伸ばすには、要するにできるだけ高く上げて、ゆっくり降ろしてくれば良い訳です。
ここでは、投げる人の技術は十分高いとして、上がる高さと、飛んでいる時間を考えます。
まず、紙はA5判のバガス紙を用いるとします。機種はギネス機のように、用紙を縦に使った場合のほぼ上限と思われる、縦横に大きな翼を持ちながら、十分な高さまで上昇できる性能を兼ね備えるとします。この場合、会場の条件によりますが、沈下率は屋内で0.55?0.65m/秒程度になります。なお、この数字は目測によるものですので、今後きちんと計測してみたいと考えています。

○上昇時間と滑空時間
戸田さんが27.85秒を記録したときの映像を見ながら、ストップウォッチで時間を計測したところ、上昇時間が2.0秒、滑空時間が25.85秒であることが分かりました。

※追記:別の動画では上昇時間が1.5秒程度に見えますが、これに従うと後述の試算で違う結果が出ます。今回はとりあえず上昇2.0秒として考えます。

○獲得高度
沈下率(m/秒)に滑空時間(秒)を乗ずれば、最初の獲得高度(m)を求めることができます。
27.85秒の記録では、滑空時間が25.85秒です。ギネス機の沈下率がおよそ0.55m?0.65m/秒であることから、仮にこれを0.60m/秒とすると、15.51mまで上がったことになります。なお、この高さは会場となったビッグローズの天井高18.4mよりも下ですので、条件を満たします。

この高さは思っていたより少し低い印象ですが、返りや僅かなピッチングによる高度損失を考慮すると、計算で出てくる数字としてはおおむね妥当と思われます。

それでは、今回の29.15秒の記録では、どのようであったか。上昇時間を仮に2.15秒、滑空時間を27.0秒として、簡単なシミュレーションをしたところ、このようになりました。

toda_guiness.png

戸田さんの獲得高度が前回記録達成時とあまり変わっていないとすると、沈下率0.575m/秒、獲得高度15.525mの組み合わせが、今回の記録達成時の条件に近いかなと思います。沈下率の値が前回よりも小さくなっているのは、

・札幌ドームでのイベント中のことで、来場者の熱気によって、僅かに上昇気流が生じていたこと
・冬の札幌ドームのことで、ドーム内の気温が低かったこと

このあたりの条件が効いているものとします。
湿度はどうだったのでしょうか。冬なので、乾燥気味だったとは思いますが。

※追記
ご本人によると、当日はドーム内の気温が22℃以上で、また来場者の靴に付いた雪が会場内で融けて、湿度も決して低くなかったそうです。持って行った飛行機の翼が歪んだとのことですから、記録を出すのには適した条件ではなかったようです。好条件下であれば、もっと記録が伸びたでしょうね。惜しい事です。

○まとめ
・世界記録を出すには、諸条件等によるが、15.5m以上の高さまで投げ上げる必要がある。

ちなみに私は今年の春の段階で14.5mくらいが限界でした。あと1?2m獲得高度を得ることが出来れば良いのですが、ここからが大変でして、そうやすやすと上がるものではありません。
時間を見つけて、ゆっくり頑張ります()

○おまけ
シミュレーション用に作った表(googleドキュメントのページに飛びます)
http://bit.ly/gInSh1(xlsx形式、13kb)

速報

戸田拓夫さんが札幌ドームにおいて折り紙ヒコーキの屋内滞空時間記録を更新
(29.15秒、世界新記録)おめでとうございます!
http://bit.ly/h8lccL http://bit.ly/gdollO http://bit.ly/efPf3b

青秀祐展「トライアル」

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来年の元旦から始まる青秀祐展の案内をいただきました。以下詳細です。

**************
航空機のもつ美しさをアートの世界に結びつける作家、青秀祐。
新型機の開発競争をテーマにした本展「TRIAL」では、航空機とは何かを問い直し、その発展から「空を飛ぶ」という人類の歩みに目を向けたユニークな展示作品をお楽しみください。
**************

展覧会名:青秀祐展「トライアル」
会期:2011年1月1日[土・元日]から3月31日[木]
時間:10:00から17:00(入館は16:30まで)
場所:航空科学博物館
アクセス:?JR/京成電鉄成田空港駅もしくは成田空港第2ビル駅下車後、路線バスで15分
      ?東京駅八重洲南口から高速バス(芝山千代田駅または 匝瑳市役所行き)で88分
入館料:大人500円 中高生300円 こども(4歳以上)200円 団体(20名以上)20%割引
休館日:1月は毎日開館 2・3月は毎週月曜休館(但し3/21春分の日は開館、翌22日休館)
駐車場:無料(自家用車300台/団体バス10台)

http://www.aoshusuke.net/
http://eitoeiko.com/
http://www.aeromuseum.or.jp/index.htm

メモ

http://www.tiny.jp/~eaglewings/

先日テストに行った際、たまたま別件で仙台から見えていた、サイト運営者のkazukiさんにお会いしました。ウェブサイトは以前に拝見したことがありましたが、こうして運営者とお話ができたのは、大きな喜びでした。

チャレンジャー

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世界記録更新をターゲットとした新型を制作し、昨日テストしてきました。
新型の主な特長は次の通りです。

○特長
・胴体を持つための最低限の部分だけにして、中央の垂直尾翼を無くしました。
 これにより翼面積が増えた他、胴体がガバガバ開かない分、上昇時の変形が小さくなりました。

・へそを無くしました。これにより下面の抵抗が減った他、翼がねじれにくくなりました。

・翼端板を特殊な形にしました。紙の弾性変形を利用して姿勢を制御するための工夫で、
 このようにすると、上昇中は機首上げを抑え、速度が低下したときアップトリムにできます。
 また、トーアウトによって、浮きを良くしてあります。

○テスト結果
翼が大きいのですが、私の投げ上げに耐えました。屋外で13m程度まで上がりました。
ほぼ垂直に上昇します。特殊な翼端が効いているようで、強く投げただけまっすぐ上がります。
上昇中に風で煽られることのない屋内では、もう少し高さが得られると思います。
沈下率はサーマルの影響を除いて55cm/sec程度と見ており、満足な結果が得られました。
なお、失速からの回復が遅いので、屋外で飛ばすには向いていないようです。
重心を後ろに寄せてあるために、調整は大変に難しいです。

来年初めに屋内で飛ばす機会がありますので、その時に記録を取ってみようと思います。
Topics
●当面の目標は屋内で27秒。
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